クラウンクリーニングでは、工場内で積極的にセル生産方式を採用しています。セル生産方式というのは、1990年代から注目された多品種変量生産に対応する生産方式のことです。これまでラインで複数の人数で分業してきた仕事をひとりで行える仕組みにし、工場での製品一つ当たりの生産所要時間を短くすることができます。

クラウンクリーニングが、このセル生産方式を採用した目的は、次のようなことです。

  1. 働く人たちの意欲・責任感を高め、生産性・品質の向上を期待。
  2. 仕掛かり中の在庫をなくすることで、生産管理をしやすくし紛失事故を防ぐ。
  3. コンベア方式より各自の待ち時間を低減させ、全体の生産効率を上げる。
  4. ひとりですべての作業をこなすので、個人スキルがアップしシフトを組みやすくする。
分業による作業プロセスでは、クリーニング全体の仕事や流れが把握できていませんでした。セル生産方式により全体の流れがわかり、作業ひとつひとつに「衣類をキレイに洗うこと」の意味を理解し誠実な仕事を行う意識が定着しました。

生産性が高くなったことにより、1日の作業の中にもゆとりができ個々人に心のゆとりから品質の向上も本人含め実感しています。

ひとりですべての仕事が行えるようになったため、仕事量の変化にも対応できるようになりました。加えて、パートタイムを希望される方に対してもできるだけ希望に沿ったシフト体制を組めるようになっています。

現在は、従来のセル生産方式に加え、クリーニング工場で培われた生産ノウハウを融合・進化させた独自方式を全面導入しさらなる効果をあげています。


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